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試合で勝てないバドミントン

2011-03-24 | カテゴリ:指導者メモ
 先日、「テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人 日本はどうして世界で勝てないのか?」を紹介しました使用不可の体育館、代替に4冊の本、少し長いですが下記に引用します。

 人は頻繁に経験したことを”習慣化”する習性を持っています。反復練習はまさにこの”習慣化”を狙ったものと言えるでしょう。こう考えると”サッカーの本質”を反復練習すれば”サッカーの本質”が”習慣化”され、逆に”サッカーの本質”から遠ざかったトレーニングを積めば”サッカーの本質”から遠ざかったものが”習慣化”されると言えます。例えば、カオスとフラクタルという”サッカーの本質”を維持せずに、要素還元主義的に用いてサッカーを技術・戦術・体力・精神力・攻撃・首尾・パス・ドリブル・トラップ・シュートなどに分割してトレーニングした場合、サッカーの試合ではマイナスになり得る行動を選手たちに習慣化させてしまう危険性があるのではないでしょうか。例えば、勝ちにこだわらないことの習慣化、ボディーコンタクトを怖がることの習慣化、ボールを奪いに行かないことの習慣化、指示の声を出さないことの習慣化、攻守を切り離して考えることの習慣化、素早い攻守の切り替えをしないことの習慣化、想定外のことが起こったときに適応できないことの習慣化、状況判断を伴わない個人プレーの習慣化、相手が状況に応じて適応してくることを考慮せずにプレーすることの習慣化、負けているとき反撃する術を見出さないことの習慣化、試合のリズムを考えないことの習慣化などです。これだけのことが習慣化されてしまったら、いくらテクニックがあっても、いくら足が速くても、いくら戦術眼があっても、サッカーが下手そうですよね……。
テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人 日本はどうして世界で勝てないのか?/村松 尚登



この段落、ここまでがひとつなぎで、なんということでしょう、読みにくいです。


>カオスとフラクタルという”サッカーの本質”を維持せずに、

サッカーの本質はカオスとフラクタル、とありますが、「カオス」と「フラクタル」のイメージ、それらが頭の中に浮かぶ人は幸いだと思います。あ、なるほど、とイメージの沸く人は、この本を読むと、さあどうやって今のバドミントンの練習内容を変えていこうかと考えると思います、そしてそれは、きっと今までよりもよりバドミントンが楽しい方向に。

>要素還元主義的に用いてサッカーを技術・戦術・体力・精神力・攻撃・首尾・パス・ドリブル・トラップ・シュートなどに分割してトレーニングした場合、サッカーの試合ではマイナスになり得る行動を選手たちに習慣化させてしまう危険性があるのではないでしょうか。

この文章に続く、

「・・・の習慣化」の列挙列挙に、

「あるある・・・」と思うのなら、チームや選手が壁を突破するタイミングかもしれません。


勝ちにこだわらないことの習慣化、
ボディーコンタクトを怖がることの習慣化、
ボールを奪いに行かないことの習慣化、
指示の声を出さないことの習慣化、
攻守を切り離して考えることの習慣化、
素早い攻守の切り替えをしないことの習慣化、
想定外のことが起こったときに適応できないことの習慣化、
状況判断を伴わない個人プレーの習慣化、
相手が状況に応じて適応してくることを考慮せずにプレーすることの習慣化、
負けているとき反撃する術を見出さないことの習慣化、
試合のリズムを考えないことの習慣化


バドミントンに置き換えるなら、たとえば、ボディーコンタクト・・・や、ボール・・・のくだりは、最後の一歩が思い切りよく出せない、とか、シャトルを拾いに行かない、とか、あるいはほかにも当てはまることもあると思います。


私は、バドミントンは技術のスポーツと思うので、単品や組み合わせのノックも非常に必要だと考えていますが、分解好きな人が分解すると(解析の上手な指導者)、場合によっては、上記のような、試合には使えない感じに習慣化させてしまう危惧も感じます。

なので、もし「・・・の習慣化」の列挙に、うぐぐ、と胸が痛くなったなら、本書をおすすめします。

もちろん、試合で勝てなくて、問題点や課題を見つけるのは必要ですが、

でも、それは、必ずしも、選手に対して、どこそこが悪い、なにそれが足りない、自分を変えろ、というふうに指導者が選手のバドミントンを追い詰めるような、選手の問題だけではない部分もあるかと思います。

かといって、チームや指導者が悪いわけでもなく(悪い場合もあるかもしれないですが)

ものの見方・考え方を根本的に規定している概念的枠組みを、別のものに移行する、というタイミングというか、チャンス、というのは、ある程度の練習量や技術量や経験量?に達すると、必ず起きることだと思います。

優れた選手や指導者は、このパラダイムシフトのタイミングを掴む感覚が鋭いと私は思います。


ちなみに、この本の内容においてこの部分を引用したのは、
列挙された内容が具体的で身近で、
指導者の誰もが一度は選手に対して抱えることがあるであろう悩みの部分を、平易な言葉で述べているからです。

本書には、バドミントンにも参考になり得る多くのことが書かれていて、「戦術的ピリオダイゼーション理論」を読み解くには、カオス、フラクタル、複雑系、非線形科学、生命論パラダイム、なんて言葉もたくさん出てきますが、本書タイトルの答えは、ずばり、この長文でイマイチ読みにくい文章のなかにある(埋もれてる?)ように私は思いました。
CM(3) | TB(0) | テーマ:バドミントン | ジャンル:スポーツ

コメント

(・ω・)/
この本は出版社から送ってもらって
書評を書きましたが
これまでの本の中でも印象的な本でした

目の前の選手を見て
やるべきことよりも

指導本を読んで
やるべきと言われていることをやる方に気が行く
日本で多くなされている指導の急所を突かれた気がしました
2011/03/24 Thu 22:26 URL bonny[ Edit ]
ちょっと前に知人と、上手い=強い訳じゃないんだと揉めたことがあります。
知人は強いから上手いんだ、と言っていて、間違えではないと思うけど、みんながみんなそうだとは思わないんだよなぁ。。
2011/03/26 Sat 06:41 URL 空[ Edit ]
>bonnyさん、
 こんにちは。本書を通じ、私も多くのことに気付き、考えるきっかけを得ました、今シーズンの気持ちも昨シーズンのものとはかなり違う感じです。紹介いただきありがとうございました。またなにかあったら教えてください。

>空さん、
 強い人が必ずしも上手いとは限らないことはあると私は思いますし、上手いからといって強いとも限らないので、見てて(あちゃーなんで?)と思うこともあると思います。
 それに、プレーを見てても、その受け取り方も人それぞれですよね。
2011/04/11 Mon 16:00 URL ritokoo[ Edit ]













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