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バドミントンのシャトルを選ぶコツは価格ラインでの妥協

2010-02-28 | カテゴリ:バドミントン 練習球 シャトル の感想
バドミントンのシャトルについて何を使えば……的なご質問があったので、私の今の練習の範囲でお答えします。

バドミントンのシャトルですが、今、うちのコアチーム(メインメンバー)での練習球には、トランプのT-101を使っています。
耐久性は、それ以前に使っていたヨネックスのトレーニングのほうがありますが、
トランプのT-101は、飛びの軌跡がよく、1700円/ダース ですので、普段の練習球としては、やはりトランプのT-101に軍配が上がります。
今はロングハイサービスとハイクリアからの組み立てを重視し、綺麗にしっかり飛ばす基礎、シャトルが狙ったところにブレずに綺麗な軌跡で落ちることを特に重視しているので、耐久性よりも飛行性能の良いものを優先して選んでいます。
値段と飛び具合とを考えると、今のところはなかなか他のシャトルに変える気になりません。
シングルス選手でシングルスの基礎練習をやるのなら、おすすめだと思います。

この時期、身体のトレーニング期ですが、フォームのチェックや、基本ショットの精度のチェック、理想的なショットのあるべき姿(イメージ)を再度じっくりおさらいする時期でもあると思います。

特に小学生のバドミントン選手は、何かのショットに関して、「これがこうなんだ!」と感動すると、いっぺんにその真似が出来たりする恐ろしい能力を持っていますので、試合ではない基礎的なシャトルの飛びの様子を見せるのも、非常によい練習になると思います。


トランプT-101のついでに、ダブルフィッシュAAAも使ってみましたが、
ダブルフィッシュAAAは、飛行性能でいえば、トランプのT-101よりも上等です。
すがすがしい美しい飛びと、急減速があり、シングルスらしい球回しが楽しめます、コルクはトランプT-101よりも若干やわらかめでしっとりした打ち心地です。
インパクトの荷重にも面の切りにも素直で、打ったように飛んでいく印象、飛びのラインが美しいので、目先の勝ち負けのための球回しや練習ではなく、基礎として、バドミントンでの各ショットの違いによるシャトルの動きをイメージしながら練習するのには最高だと思います。
安いシャトルで、打ったように飛んでいくシャトルにはなかなか出会えません。

しかし、ダブルフィッシュAAAは、耐久性としては、トランプT-101よりかは壊れやすいような気がするので、トランプのT-101を使っています。打ち心地は、私は、ダブルフィッシュAAAのほうが好き。
ダブルフィッシュAAAは、一時期、ロングハイサービスをやりこんだ時にすごくお世話になりました。

トランプT-101

ダブルフィッシュAAA

とりあえずお試し用もあります、人によって好きずきの感触があるので、試打して決めるのが一番だと思います。


ロングハイサービスの練習は、もちろんですが、新羽根で、飛行性能の良いシャトルを使うのが一番です。

飛行性能が良い、とは、単によく飛ぶ、というのではなく、たとえば、ロングハイサービスでは、初速が速く打ち出され、天井高く頂点に達したときに、急激に減速し、ほぼ垂直に一気に加速して落ちてくるシャトルと思ったらよいかと思います。

よく少年団だと、ノック球でサービス練習をさせますが、
ロングハイサービスの場合は、ノック球でのサービス練習は、シャトルの打ち方の練習にはなりますが、勝てるサービスの練習には、結びつきにくいです。

地区予選を抜けたいのなら、自主練で、新羽根を1、2ダース用意し、徹底的にロングハイサービスをやったらよいと思います。
実際のマッチではショートサービスを多用する局面が多いかもしれませんが、しっかりしたロングハイサービスは打ち返しにくく、返球コースもショットも限られますので、織り交ぜて打つことで非常に有効になります。
強い選手にはこういう底力がありますよね。
うちのチームでの練習時のシャトルは、現在トランプT-101に落ち着いていますが、
他のチームメンバーが参加する場合もたびたびあり(なので、うちのメインメンバーはコアチームと表現)、
そのときの練習では、シャトルの破壊はおよそ倍……ひょっとすると3倍かもしれません。

人数も多いので壊れる本数も多いはずなのですが、あまりにもボロクソに折られてノックにすら回せない羽根が出てくるとさすがにへこみます。
トランプT-101は、軸折れを2枚しても、もともとの飛びが良いので、普段ならノックには回せる球になるのですが……。
めっちゃ壊してくるなぁ、と思いながらとりあえず黙って打たせてみましたら、あっという間に1ダースがなくなってしまいました。トランプT-101は安いからいいやと思ったけど、さすがにあまりにもシャトルを折り過ぎかな、と。いや~まいったね。
彼ら用にもっと安く打てるシャトルを探してきます。
技術的にはそもそもそんなに立体的には飛ばすことができないので、飛行性能重視よりも耐久性重視でいいと思います。
クリアやドリブンだけなら、ミズノのNS300でもいいですね。
ヘアピンやドライブなら、ノック球でも十分だし。
カットは……カットだけはやはり、綺麗で良い羽根を使うべきでしょうね。
テクニカルな感触を追うには、シャトルが壊れるのは仕方ないと思います。

こんな風に、
シャトルの選び方は、やはり、そのときの参加メンバーの力量や、練習メニュー(何をどうなるように重視して練習するか)で、違ってくると思います。

うちのコアチームも、シャトルのヒットの仕方が下手で壊しやすい時代もあったし、その時代は本当にシャトル代がかさみました。
今、地区大会で勝ち上がりたいと思っている小学生のバドミントン選手は、大抵はこの、シャトル代のよくかさむ時期にいるのではないかと思います。
少年団以外でも自主練習を、と思うでしょうから、自主練のシャトル代は本当にかさむこととお察しします。

ただ、どうせ遠くによい軌跡では飛ばせないので、そんなときは、よく飛ぶよい羽根は必要としないわけで、そう割り切って、安いのをガンガン使ってガンガン壊してたと思います。最初は、700円/ダースそこそこの激安羽根をとにかく数打って壊しまくった記憶があります。そういう安い羽根は、ノック球にすら回せないくらいに壊れる。
でもそのうち、そのくらいの値段のシャトルだとろくに打てないって、打ってて分かるようになってきて、そしたら、1200円~1500円くらいのを選ぶように。
それからさらに、そこそこ打てるようになってきて、安い羽根だと飛ばないなぁ、物足りないなぁ、とより思うようになって、現在の基準は、2,000円以下。
一時期は、ヨネックスのトレーニングとか、ハイクリアとか、3,000円目安で練習球として打ってたんですが、トランプT-101が2,000円以下で買えるので、試打してみて、値段と飛行性能とで気に入ったので、以来、それに落ち着いています。
シャトルを打った感想は、人によって、本当に好きずきだと思いますので、印象も違うと思います。
でも、譲れない価格ラインはどうしてもありますよね。
うちのチームの基準は、シャトルは1ダース、2,000円以下。
重要な大会前にはヨネックスの試合球で調整することもありますが、常にコストとの戦い、戦い。

バドミントンのシャトル選びのコツとしては、値段でアプローチして、譲れない価格を決め、どこかを妥協してゆくのが一番確実だと思います。消耗品ですから。


ただ、中級になると、ある程度質のよい羽根を打つことで、「こう打つ→こう飛ぶ」のデータが目から、脳的にも身体的にも蓄積されてゆくので、そのレベルで安い飛ばない羽根を使うのはデメリット以外の何物でもないと思います。

練習で羽根を打つことで、目から何度も繰り返し入力されるデータは、ショットにしろ、ラリーにしろ、合理的で美しいものが良い、かっこいいものがよい、憧れるようなものがよい、というのが、子どもにバドミントンを教えるコツのひとつでもあります。

子どもは……拙いもの見ると、すぐに、拙いほうへ引きずられるんですよね~ふっしぎー。
なーんでだろ。
いっつも思うけど、悪いことはあっという間に伝染する。

あるいは、態度や挨拶でも、そうですよね。
練習の雰囲気がぴしっと締まっていても、ちょっとダレた子が一人ちょろちょろし出すと一気にバランスが崩れる瞬間があります。


最後、話がちょっとブレましたが、シャトルは、そのときの参加メンバーの力量と、練習メニュー(何をどうなるように重視して練習するか)で、何を優先し、何を妥協するか、決めたらよいと思います。
CM(0) | TB(0) | テーマ:バドミントン | ジャンル:スポーツ

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