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違いに気付く。トレーニング期です。

2010-01-29 | カテゴリ:バド自主練日記
先日、ウーと、ウーとほぼ同じ力量の小4女子や小5男子とで、複数のバドミントン選手が一緒にノックを受けているのを見て、気付いたことがあります。

こういう機会はなかなかないので、興味深く眺めていました。

以下は、一指導者として、客観的に見てて感じたことです。

少し誉める部分もあるかもですが、自慢ではないので、もし気に触る言い回しがあったならば他意は無いのでどうか流してください。

これから伸びる、伸びたい子達にとって、なにか参考になるかもしれないので、書きます。
見てて、何かが違います。

何が違うって、足。

打った後、次のモーションへ移るときの、膝の位置が違います。

膝の高さと、横方向への位置が違う。

膝を持ち上げるだけの筋力と、骨盤の回転、股関節の大きな動き(開き)が見られます。

指導者によっては、

エネルギーを消費する動きだ、と言うかもしれません。
ダイナミックに動きます。
たぶん、実際に、消費カロリーは大きいと思います。
無駄な肉々しさ(?)すら、あるようにも思います。
だから、否定する指導者もいるかも分かりません。

でも、必死で喰らいつく一歩に、足を大きく出すのに、
膝をいっぺんガッと高く上げるのは、当然の事に思います。

股関節の動きについては、私は、ウーぐらい動くのが普通と思います。
しかし、
下半身のトレーニングを意識的に行わないと、これはそう動かないのではないかと思う。

他の子の動きは、
下半身が固いなぁと思って見ていました。
批判的な意味ではなく、事実として見て感じていました。

下半身が固いので、
膝の位置があまり上がりません。
すり足で動くのもまたよいのですが、
膝が上がらないまま着地するので、ストップの力のほうがより作用しているように見えます。
ゆえに、
ぱっと見、
脚力の点で言えば、かなり差があるようにも見えます。

ウーは脚力がある、と他の指導者に言われますが、
脚力があるのではなく、脚力が発揮できるように足が動けるのだと思います。

他の子は行く方向へそのまま足を出そうとします。
これに比べ、ウーは、いったん膝を内に回してから、重心移動して足を出します。

見ていて、自主練で行ってきたいくつかの要素が、上手く結びついて作用するようになってきたのが分かります。

ヒントは、陸上系のトレーニングメニューです。

バドミントンをやってきた指導者は、
バドミントンのことを教えてしまいがちでしょうが、
足回りの強化は、陸上や山岳経験者がもっとよく知っているはずです。

私は寄り道をいっぱいしてきたので、
バドミントン以外のことをやらせるのに全然抵抗がありません。
まだまだ寄り道の最中なので、
私が言う事を変な顔して聞く人もいるかも分かりません。
ウーを評価しようとしていまひとつ評価しきれずに???の表情になる指導者もいます。

一緒にノック受けてた子達はどの子も上手い。
この子達に比べると、
むしろ、ウーは、たとえば、とっさの球回しの判断とか、相手の嫌がる配球とか、まだまだ知識も経験も及びません。
ゲームのラリー展開も、ウーはへたくそです。

でも、ノックを受けている様子を見て、
この一年やってきたことは
無駄ではなかったと思いました。

この、足回りの差は、
まずその差、違い、に気付かないことには、縮めようがない。


思えば、ちょうど去年のこの時期、
強くなるためのトレーニングをしていました。

12月くらいになって、
まずは、持久力を必要とするフットワークから始めました。
呼吸を苦しくして酸素量を必要とさせました。
そうして、
1月か2月頃、
ある程度、身体を動かすための基礎体力がついてから、
シャトル置きや反復横跳びを始めました。
これは、
春先の大会が始まるまで、ひたすら続いたので、
足周りの基礎の基礎系のトレーニングは約3ヶ月といったところでしょうか、
ちょうど今からでいいので、
みなさんもぜひどうぞ。


私は、書ける限り、表現できる限り、手の内をさらします。
なぜなら、
自分が知りたくて、バドミントンの練習方法を、ネットでずいぶん探して回ったからです。
もちろん、書店で買える書籍はほとんど目を通していると思います。

私は、中高バドミントン部でしたけど、進学校で部活は強くなく、かつ私がかなりいい加減なレジャー部員で練習サボっては先輩の呼び出しを受けてたクチだったし、技術も情報も、私が知っている15年前のものともなればもう今の時代では使えないものも多いだろうと思ったからです。

効果的(かもしれない)トレーニング方法、怪我をしない方法、なにより、楽しい方法、子どもがやる気になる私の心の持ちよう、この一年ずいぶん苦労したので、それをネットで伝えるのにはなんの抵抗もありません。
文章の意図が曲解されずに上手く伝わるかどうかだけは心配で、なので、もし分からなければ、メールで聞いてくれてもいい、また、もしそれが、ご自分の子にあわなかったなら、それはそれでそういうこともあるだろうよと勘弁してください。
こういうのもあるよ、うちはこうしたよ、と書けることを公開します。
このことで、
仮に、みんなが強くなって、
ウーが負けて帰ってきても、それはそれです。
ウーがまた人一倍がんばればいい。


どのチームも、
この時期、トレーニング期に入っていると思います。

小学生ですもの、今の時点でなにかがすっごく出来ていなくてもいい。
一生懸命やっていて、そのうちなにか化けるんじゃないか、って、
ひょっとしたら、気のせいかもしれないけど……
見ててそう思える瞬間があったら、
我々指導者は、とても幸せではなかろうか。


親だって、
子どもの成長する可能性を見たら、人生生きる喜び楽しみが湧くってもんだと思います。
私は、生きる意味、生きる価値として、自分の子どもにずいぶんと助けられています。

さー、トレーニングですよ、トレーニング♪
CM(9) | TB(0) | テーマ:バドミントン | ジャンル:スポーツ

コメント

二人とも
ウーちゃんとシーちゃん2人に共通する長所がありますよ。

それは「踏み込みの強さ」です。

しっかりシャトルのスピードが落ちてくるタイミングに合わせて踏み込みの最深部と、インパクトがきれいにタイミングが取れているんです。

蹴り出す脚力よりも、体全体での移動のバランスが良いので、間に合う球は一球一球きれいに荷重の乗ったショットになっています。

強打を打てるので、昨日は狙いすぎが目立ちましたが・・・

あっ、余計なことを言ってしまいました。

でも二人とも基礎練習量が良い形で出てきていますので、会うたびに成長を感じます。
いつも驚かされていますよ。
2010/01/29 Fri 10:23 URL ばどちゅう[ Edit ]
子供の成長の可能性。
その通りだと思います。

結果を出す時 と 過程を重んじる時 のさじ加減をシンクロ?・チューニング?・マネージメント?・・・親・子供が共有することが素晴らしい。
生きていかなくっちゃ。
たのしくね!
2010/01/29 Fri 11:28 URL スカイホーム[ Edit ]
>私は、書ける限り表現できる限り手の内をさらします。

 なんだか感動しました。普通は自分の苦労のぶんをお金にかえるのに。近くにいらっしゃれば、おっさんですけど教室に参加したいです。

おっさんになると、息をあげるトレーニングは本当にきついので、いつまでたっても足ができず上手くなりません。
2010/01/29 Fri 12:30 URL 金土木曜[ Edit ]
ばどちゅうさん、スカイホームさん、金土木曜さん、こんにちは、ritokooです。コメントありがとうございます。

>ばどちゅうさん、
 どうもありがとうございます。ブログの縁で突撃(!)かけて以来、気に掛けてくださってありがとうございます。久しぶりにお会いして、そう仰っていただけると、練習励んだ甲斐がありました。
 先日そちらのブログで「のらりくらり論」(笑)を拝見したばかりで、その日ウーに言ったばかりでのことでございました……。キメにキメに行きまして自爆してましたね(笑)。

>スカイホームさん、
 まぁ、うちはまだまだ泥沼で足掻いていて年中トレーニング期みたいなものですが、同じ1年を過ごすにも、結果の必要な大切な大会にあわせてピーキーに選手のトップコンディションを持ってこさせる監督さんが近くにいらっしゃって、こういう方を間近で拝見すると、つくづく、すごいなぁと思います。

>金土木曜さん、
 私は指導者研修を受けたり審判資格をとったりと、まだまだ勉強中で、実際教えることで学ぶことが多いですから、当然ですがお金に換える事のできる段階にはありません。
 未熟ながらにでも書いて表現することで、また私の勉強になるという気持ちと、誰かの情報の「足し」や「きっかけ」になればと思い、ブログに書いています。
 しかし、たとえば、bonnyさんのような専門の方は、私は実際にブログをきっかけに、彼と直接お会いしてお話させていただきましたが、すばらしい理論と知識、また、それを伝える高いコミュニケーション能力をお持ちですので、彼のパーソナルトレーニングは、見合った対価と敬意を払うことで、おそらく、払った以上の糧を得られることと思います。
 別に、宣伝とか誉め殺しとかじゃなくて、実際会って話してみて、ほんとにそう思った。
2010/01/29 Fri 14:37 URL ritokoo[ Edit ]
リンクさせてください
>誰かの情報の「足し」や「きっかけ」になれば
ありがたく拝読させていただいております。
毎回「その通り!」と膝を打ちながら、ご挨拶もいたしませんで失礼しました。
ドイツでスポーツ指導員として、地域のレクレーションスポ振興に関わっています。
「寄り道」大賛成派。子供にはいろいろやらせるべきと考えています。
ワタシも自分の考えをまとめるためにブログを書いています。
今更ですが、リンクさせていただけたら幸いです。
2010/01/29 Fri 16:17 URL やまとげるまん[ Edit ]
イヤイヤイヤイヤイヤイヤ・・・おぃw
話変わりますが

新発売のアークセイバー8DXですが・・・
推奨ポンド数が『3U19~27』で『2Uが20~28』・・・
イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤwwww
アリエンティーーー!!
でしたwwww
恐ろしい・・・
最近のヨネックスの技術は・・・
それ以前にプロ選手はともかく、
使いこなせる人がいるのでしょうかw?

2010/01/29 Fri 18:00 URL まぁち[ Edit ]
>やまとげるまんさん、
 こんにちは。時々拝見させていただいております、こちらこそコメント残すタイミングなくて……ありがとうございます。当方へのリンクはご自由にお願いいたします。私のほうからもリンクさせていただきました。

>まぁちさん、
 ハイテンションで張れるらしいですね。私にはハイテンションは必要ありませんが、成人男性は試してみたくもなるのではないでしょうか。30で張れると評判のカラカルからお試し乗り換えな人もいるかもしれませんね☆
2010/01/29 Fri 23:00 URL ritokoo[ Edit ]
寄り道
何時も拝見してます。
バドは2年前に始めてはまってます。

配球や知識は、そのうち必要性を実感して身につくものだと思ってます。

そこに辿り着くための寄り道は、税金みたいなものだと私は思います。

某文化系種目の元県代表より^^
2010/01/29 Fri 23:45 URL せかい[ Edit ]
せかいさん、こんにちは、ritokooです。

バドミントン、面白いですよね☆
某文科系種目ってありすぎて却って気になります……
2010/02/01 Mon 09:52 URL ritokoo[ Edit ]













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