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日本人のバドミントン、とナンバ?

2009-11-25 | カテゴリ:指導者メモ
平成21年度北海道小学生バドミントン指導者講習会での内容を私なりの言葉で解説します。

まずざっと、講習会での話の内容を書きます。それから私の思ったことを書きます。

以下、講習会でのお話から。

日本のジュニアナショナルでの様子について、

男子コーチ:リオニー・マイナキー
女子コーチ:金 善淑

により、インドネシア流と韓国流の2流派(?)の教えが日本のジュニアに伝わっているところで、この二つはそれぞれに違いがある。

インドネシア流:両足着地、両足ジャンプ、バック側の球の処理にバックハンドを多用、面の作りが上手くレシーブがどこに返るか読めない、

韓国流:片足(利き足)着地、利き足を前へ放り上げる、バック側の球の処理はもぐりこんでラウンドで打つ、

もちろんどちらにもいいところがあるが、
他国の方法をを学んだ上で、
日本には、日本のやり方があるのではないか、と。
日本にあった日本人の練習方法を、日本人コーチが考える必要がある、と。

※日本人の骨格や体つき、習慣などによる体の特徴にあった体の使い方、という意味で言っておられます。曲解しないように。

ここで話の流れとして出てきたのが、
前回記事にも書いた(内股移動とバドミントン)、内股移動で、膝を中に絞りこんで動いたほうが早い、戻る時に蹴り足で入る、といった所作で、佐藤翔治がそれをやっている、という話なんですけれど。


講習での話は、これについてはここのあたりまで。
このあとは他の話に移りました。


以下、それを聞いてて私の思ったこと。

あくまでも私が思ったことなので、その程度として読んでいただけたらと思います。

じゃあ、
日本人の動きっていったら、ナンバの動きかな?と。

「ナンバ」とは、同じ側の手足が同時に出る歩き方(同側型動作)です。

……って書いたら「ナンバを分かってない!」って怒る人もいるとかっていう、今ひとつつかめない動きです。
単純に、右足と右手を一緒に出すことが=ナンバってわけではないんですね。
全身の協調性や連動性を意識して動かすってことのようです。


私にはまだわからない部分が多いので、バドミントンでこんなこと考えてる人もいるんだなぁ程度に、「ナンバ」というキーワードで興味があるなら調べてみたらいいと思います。→「ナンバの身体論 体が喜ぶ動きを探求する (光文社新書)」、「ナンバ走り (光文社新書)」、「ナンバのコーチング論 次元の違う「速さ」を獲得する (光文社新書)」、「「ナンバ走り」を体得するためのトレーニング (スポーツ新基本―陸上競技)」、「ナンバ式骨体操 -身体に優しい古の日本人の動きを習得する


日本的な身体技法 というテーマでは、
ハンマー投げの室伏選手が、武道の型とか四股とか、腰肚の感覚が磨けるのをやるといい、とかって言ってて。「五輪の身体」、面白いのでおすすめです。

たとえば、武道の型とか、相撲の四股とか……
アニメのNARUTO、好きでよく見ますけど、このナンバ的な動き多いですね。

そろそろ私にとっては大喜びなスキーの季節なんですけど、
スキーも、同じ側の手足で動きますよね。

ナンバの要素に、頑張り過ぎない、脱力する、ゆるくする、ってのもあるんですが、
バドミントンアカデミーで、シングルスの脱力ってのもあります、興味深いです。

私も以前、バドミントンの強い子で、酔拳の使い手がいるんすよ、って話をしましたけれど、もちろん酔拳は喩えではありますが、強い選手が脱力しているのは、そして、バランスがいいのは、上記「シングルスの脱力」を見たら、これも真理と思います。

ナンバは捻らない、というけど、バドミントンでは、ひねりやひねりもどし、っていうような、バレーボールにあるようなダイナミックな筋力爆裂な動作もあるしなぁ?とかとも思いつつ。
分からないことはいっぱいですが、
バドミントンでも、全身の協調性や連動性を意識して動かしたり、筋肉ではなく骨を意識しながら動かしたりしてみながら、自分の身体と対話したいと思います。
少なくとも、そうすることで、自分の身体、どっか壊れかけているときはすぐに分かるんじゃないか、とは思います。疲れが溜まってて怪我しやすいときとか、事前に分かるんじゃないか、と。


※講習会では、ナンバのナの字も出てないです、ナンバの話がなされたわけではないので、誤解なきようお願いします。


当ブログ内関連過去記事:
トップアスリートの身体感覚を自分でも体験してみる
バドミントンの動きとナンバの身体論
ナンバ走りをやってみた……
CM(7) | TB(0) | テーマ:バドミントン | ジャンル:スポーツ

コメント

ナンバな話
私の地域でもナンバ論を唱える方いらっしゃいますし、聞いてみると「ナルホド」と納得できる内容でした。

陸上の末次選手も取り入れているようですし、バドミントンのフットワークにも生かせるはずと考えています。

剣道の踏み込みもナンバの理論なのかなぁと思ってみたり。いろいろな取り入れ方がありそうなお話ですね^^
2009/11/25 Wed 17:09 URL たぬ吉[ Edit ]
しまった!
ナンバをナンパと間違えたw
PCは点々と○の判別が難しい(^_^;)
2009/11/25 Wed 17:34 URL のぶちん[ Edit ]
バドミントン懐かしいです
バドミントン懐かしいですね。
私の息子たちも、小学生のときからスポーツクラブでバドをやってました。そんな影響もあって、一時は、家族で楽しんでいました。長男が小学生のとき全国大会(京都)で敗退し、涙を流していた姿がいじらしく忘れられません。長男は、中、高、大そして社会人になっても続けてますよ。楽しいのでしょうね。
2009/11/25 Wed 22:51 URL Tomato[ Edit ]
こんにちは
こんにちはritokooさん。

外股と内股の話、凄く勉強になります。

室伏広治さんの四股もそうですが、

日本古来の身体動作ってコアの動きを大切にするものが多いですね。

今の日本のスポーツ界では「体幹を鍛える」ことが最新の発見のように言われていますが、

実は昔の日本人が一番進んでたっていう・・・・。
2009/11/26 Thu 15:45 URL 土佐守[ Edit ]
たぬ吉さん、のぶちんさん、Tomatoさん、土佐守さん、ritokooです、こんにちは。コメントありがとうございます。

>たぬ吉さん、
 面白いと思ったら実際に自分の身体で試してみる、使えそうだったら使ってみる、って感じでやっています。
 私、昔から時代劇をよく見ていて、所作を学ばれた昔の善き役者さんの時代劇を多く見ているので、着物着た動きとか、内股とか腰とか、すごいイメージ湧きます。

>のぶちんさん、
 テンマルはあんま区別つかんですよねWWW

>Tomatoさん、
 家族でバド楽しんでらしたんですね。それがいい思い出になっているのはとても素敵なことですね☆ずっと続けてる息子さんも猛者だなぁ♪

>土佐守さん、
 昔の日本人の所作が身近な所からは既に失われているので、探しながらなんでしょうね。古武道の人になんか到底お会いできそうに無いですし。私に出来ることは、本や資料で知識や情報を集め、日々トライしていくことです。頭の中でイメージしているものが出来ないことが多いので(身体ガッタガタですよ)、あれ?何でこれが出来ない?と面白い発見が満載です。
2009/11/27 Fri 11:30 URL ritokoo[ Edit ]
そう^^その発想です^^
お久しぶりです^^

ナンバ式ってほどではないですが、フットワークに応用できる部分があります。

骨の仕組みの中で、重要な部分は骨盤です。


どのような動きがバドミントンに応用できるか・・・

シンプルに考えると答えは見えてきます。


自然体での重心を移動することと組み合わすとバランスの良いスピーディで省エネなフットワークが見つかると思います^^


私も数年前にナンバ式の話を聞いて、その時同じように思い考えました^^
2009/11/28 Sat 00:12 URL バドトラ[ Edit ]
バドトラさん、おはようございます。ritokooです。コメお久しぶりです、ブログはいつも拝見させていただいています☆
骨盤と重心移動、キーワードからいろいろ勉強してみます、ありがとうございます♪
2009/11/29 Sun 07:11 URL ritokoo[ Edit ]













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