連休明けにABCの地区予選がある地区は多いと思いますが……!
私共の地区も、連休明けすぐに地区予選があるので、この連休は……毎日体育館通い。
先日の練習時に、わっと火がついたように泣き出した子がいました。
転倒して手を付いてしまったとのことですが、見ると……指が。
……あ゙。 ……この様子は、これはちょっとあれだ……折れてんぞ!
それを見た私は咄嗟に自分のバッグに掛け寄り冷却スプレーを取ってきて冷やしました。
自分の子じゃないけれど、違うチームの子だけれど、どっと嫌な汗が出ました。
なんでこの日は、冷却パックをカバンに入れていかなかったんだろうと、スプレーで冷やしながら、
すごく後悔しました。 やっぱこういうときはスプレーじゃだめだ。
冷却スプレーはカバンに入っていたものの、冷却パックは入れていなかったのです、以前は毎回の練習のたびに持ち歩いていたのに……それを思うと、最近は少し気が抜けていたのかも知れません。
いつ、どんな怪我があるか分かりません。
万一の時に備えた道具は、必ず用意しておいたほうがいいという教訓を、改めて感じました。
私は、自分達のために「自分で」いろいろと取り揃えて常に持ち歩くタイプなのですが(基本的に、備え付けのや他人の救急箱を信用しないタイプ)、みなさんは大丈夫でしょうか、自分で怪我したときの始末は自分でつけられる装備で毎回練習や試合に臨んでいるでしょうか。
今回は、本当にひやっとしたのと、反省をしました。
それにしてもその子のチーム……誰も冷やすものとか持って来てなかったんだな、と思うにつけ、危機管理の意識は大事だなと。
親御さんは、「泣かないの!」とか言って手をさすってましたが……
あー、おかあさん、たぶん、それ、折れてるから! 知らない男の人が後ろから冷却パックを差し出してくれたので、受け取って患部を冷やして処置。火がついたように泣いてるその子に、ジャージ着せて、靴脱がせて、荷物まとめて、お母さんにすぐにその足で病院に行ったほうがよいと断言して体育館から帰らせたんですが、なんで同じチームの親御さんたちはぽけっとだまって見てんの!?
骨折は、折ったことのない人には、現実味の無いものかもしれませんね……。
しかし、大会間近の怪我なだけに心が痛みます。
テーピング、湿布、バンソウコウ、ガーゼ、ハサミ、小さいはさみ(さかむけなどを切る反ってるやつ)、トゲ抜き、消毒薬、液体サロンパス、頭痛薬、鼻炎薬、鼻炎スプレー、目薬、ローション、冷却パック、冷却スプレー、私はこのくらいを持ち歩いていますが、とりあえずは何かが無くて困ったことは今のところないですね。
なんでこんなふうに持ち歩くようになったかって?
少年団にいた頃、少年団に救急箱はあったんですが、中に必要なものが入ってなかったり、大会などで誰かが持ち帰ったまま救急箱が団の練習時になかったり、ということが、何度もあったんですよ。
他人を責めるのも面倒だし、かといって、私はコーチだったので、子供に怪我させたときは責任あるし、で、自分で全部用意したほうが、よっぽど早いや、って思ったんです。
怪我したときや、困っているときはお互い様。
でも、自分にその装備がないと、助けてあげたいと思っても、すぐさま適切な手を差し伸べることが出来ないかもしれません。
特に、怪我に対する備えは、思いつく限りのことは事前に用意しておくように心がけたらいいと思います。